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なぜアフィリエイトで広告代理店を、通販企業は活用するのか?

アフィリエイト広告では、広告主はASPに登録すれば自由に出稿できます。
そんななか広告代理店は、どのような役割を果たしているのでしょうか?
アフィリエイトでの新規獲得を成功させるため、優秀な広告代理店が果たしている3つの機能を解説します。

ハブ

通販事業の現場で使われているKPIを新任担当者でも分かるようにまとめました。
解説資料はこちら
 
 

「アフィリエイターが集まらない」と嘆く前に

 

アフィリエイト広告を出稿している通販企業からよく伺うのが、「アフィリエイターが
集まらない」という課題です。

 

希望する報酬単価のままでは、獲得件数が増えない。
それ以前に案件を募集しても、商品を紹介してくれるアフィリエイターが増えない、といった悩みです。

 

なぜ、御社の案件でアフィリエイターが動いてくれないのか?
アフィリエイターの立場から考えてみましょう。

 

ある大手ASPに登録をすると、毎月200以上の案件募集のメールが届きます。
管理画面にアクセスしてコスメやサプリの案件を検索すると、数百件はヒットします。

 

すなわち、単にASPに登録するだけでは、無数の案件のなかで埋もれてしまいやすいのです。

 

では、アフィリエイターを惹きつけるためには、どうすればよいのでしょうか?

 

アフィリエイターに御社の案件を知ってもらい、動いてもらうためには、「一人ひとりに告知する」「プログラムを魅力的に設計し直す」といった地道な努力が必要です。
ご担当者が自身で動ければよいものの、土地勘のない方には難しいことも・・

 

そこで、あなたに代わってアフィリエイトからの獲得件数を増やそうとサポートしてくれるのが、広告代理店です。

 

通販事業の現場で使われているKPIを新任担当者でも分かるようにまとめました。
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広告代理店は、アフィリエイター・ASP・広告主の「ハブ」の役割

 

アフィリエイトの広告代理店が担う機能は幅広くありますが、主に「プログラムの設計」「ASPでの展開」「ステークホルダー間の利害調整」の3つに分かれます。

 

 

機能1:プログラムの設計

 

1つ目の役割は、アフィリエイターが「売りたい」と思えるプログラムを企画することです。

 

商品の訴求やターゲット、報酬単価やオファーといった基本的な条件を、アフィリエイト市場の相場感や競合他社の動向などを踏まえて整理していきます。
そのうえで、各ASPに載せるプログラム紹介文にそれらを落とし込んでいきます。

 

・タイトルが、キャッチーで目を引く言葉になっているか?
・プロモーションテキストに、アフィリエイターが検索しそうなキーワードは含まれているか?(=アフィリエイター向けSEO)

 

といった細かい箇所もチェックします。

 

アフィリエイトを本格的に取り扱っている広告代理店は、10以上のASPを活用しながら、数多くのネット通販の新規獲得を支援しています。
また、アフィリエイターと個別の付き合いがある担当者もいます。

 

それらのネットワークのなかで得た「市場のトレンド」や「競合の動向」などの情報をもとに、「アフィリエイターが売りたい案件」へと仕立てていくのです。

 

 

機能2:ASPでの展開

 

2つ目は、それぞれのASPで案件が適切に実行されるように、「手続き」や「募集」など実働面でサポートします。

 

まずは、手続き面です。
ASPごとに案件の登録手続きや管理画面の設定方法、承認ルールなどは異なります
広告主の担当者が、慣れない作業を1つ1つこなしていくと時間がかかりますが、代理店の担当者ならスピーディに申請を進められます。

 

さらに、案件を登録するだけではアフィリエイターに知ってもらうことはできません。
「セミナーの開催」「ASPのプロモーションパネルの広告枠での告知」「メルマガの発行」など、アフィリエイターに案件を知ってもらうための施策を必要に応じて打っていきます。

 

 

機能3:ステークホルダー間の利害調整

 

3つ目に最も難易度が高く、また価値を発揮するのが「ステークホルダー間の利害調整」です。
アフィリエイト広告には、アフィリエイター・ASP・広告主という、商習慣も利害関係も異なる3つの主体が関係しています。

 

たとえば、アフィリエイターが御社の広告を掲載しているのは、「御社の商品が好きだから」ではなく、稼げる案件だからです。
「報酬単価を上げてほしい」や「自分だけに特別に情報を流してほしい」といった要望を出してくる方もいます。

 

それらを無下に断って、力のあるアフィリエイターに離れられてしまっては困りますし、一方すべてを受け入れて広告主の限界CPAに合わない報酬単価になっても継続できません。
それぞれの要望を解釈して、各々の思惑を調整して、ハンドリングしていくハブのような役割を担うのが、広告代理店なのです。

 

また、ASPの担当者はさまざまな業種を取り扱っているので、通販の事業構造には詳しくない場合もあります。
以前にファンデーションを販売する化粧品企業に、低CPAで件数が多く獲れる媒体の提案が、ASPからありました。

 

媒体のターゲットは20-30代女性がメインですが、その会社にとってLTVの高い顧客は40-50代女性。
ASPからの提案は、収益には貢献しづらい提案になってしまっていたことがありました。

 

もし広告代理店に、「CRM」や「LTV」を理解したうえで、本当に展開するべき媒体を提案できる担当者がいると、通販企業によっては心強いでしょう。

 

通販事業の現場で使われているKPIを新任担当者でも分かるようにまとめました。
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ASPの担当者が動いてくれない、たった1つの理由

 

ちなみに、 これをご覧になって「ASPは何をしているんだ!?」と訝る方もいらっしゃるかもしれません。

 

ASPの担当者がアフィリエイターとマッチングする努力をしていれば、解決するように思えるからです。
「動いてくれない」「親身になってくれない」は、広告主からASP担当者へのよく伺う不満です。

 

それもそのはず。ASPの担当者の多くは、常時200〜300の案件を抱えています
そのため、1つの案件だけには物理的に時間を避けないのです。

 

一部の出稿金額の高い企業には、ASPから積極的に提案してくれる場合もあるものの、通常の広告主にとっては、ASPが本来サポートしていない業務は対応してもらえないのが実情なのです。

 

したがって、「手間がかかるけど成果につながる作業」や「地道で面倒な連絡調整」は自分自身でやる必要があります。

 

もしそれができないならば、広告代理店に依頼しましょう。
代理店は、あなたに代わってアフィリエイターに知ってもらい、あなたの商品を売ろうと努力をしてくれます。

 

もちろん作業を肩代わりするだけでなく、さまざまなネット通販を支援した実績やノウハウをもとに、結果を出すよう導いてくれる代理店も多いでしょう。

 

私たちファインドスターも、化粧品・健康食品通販に特化してアフィリエイトの広告代理業を行なっています。何かあればご相談ください。
 
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