WebのCRMをテーマに、「明日から使えるテクニック」として、「差出人名」と「件名」について、ややマニアックな内容を紹介いたします。
メルマガやLP制作なWebを活用したCRMを支援するなかで、100社以上の通販企業様の商品を調査し続けてきて分かった内容も含めてお伝えします。
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「差出人名」を工夫するだけで、開封率が1.2倍に!?
メールのレスポンス率は、「件名」によって大きく異なるのは有名です。
ただ、件名は工夫をされていても、「差出人名」を工夫されている企業様はあまり多くないかと思います。
「差出人名」とは、メールアドレスと一緒に表示されるもので、例えば私なら「ワンスター山崎＜yyamazaki@one-star.jp＞」と表示されます。
この差出人名、多くの通販企業様が「健康○○ショップ＜aaa@aa.jp＞」とか「美容キレイ
（株）＜aaa@aa.jp＞」などと屋号や企業名を使用しています。
あなたの会社はいかがですか？
この差出人名をちょっと工夫するだけで、開封率が1.2倍くらいは上がります。
その工夫とは、「個人名で出すこと」です。
×：健康●●ショップ＜aaa@aa.jp＞
○：田中はなこ＜aaa@aa.jp＞
○：田中はなこ（●●ショップ）＜aaa@aa.jp＞
世の中には多数のメルマガやキャンペーンメールがあり、平均で１人が1日に受け取っているメルマガは15通～20通とも言われています。
そんなメールに飽き飽きしているユーザーは、差出人が「企業」や「ショップ」である時点ですぐに捨ててしまったり、読まなかったり、自動でゴミ箱に行く設定をされてしまいます。
ちなみに、Yahoo!メールなどいくつかのフリーメールでは、多くの人が迷惑メール設定したメールアドレスからのメールは、「全会員共通」で初めから「迷惑メールボックス」にいく設定になってしまいます。
このようなフィルタリングを回避するには、定期的に「差出人名・アドレス」を変更したり、メール内容によって変更したりなどの工夫が有効です。
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A/Bテストで実証済み、「件名」テクニック
「差出人名」と比べると工夫されることの多い「件名」。
ですが、A／Bテストで複数の件名を同時に配信してレスポンスを計測している企業様は、少ないのではと思います。
ワンスターではさまざまな件名でA／Bテストを行ってきましたが、「広告色をなくすこと」、そして「件名にお客様の名前を入れること」で開封率がアップする、という傾向が出てきています。
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○：「●●さま、お得なご連絡」
○：「●●さま、ご確認ください」
○：「【ご連絡】先日の企画の件」
NGな例としては、広告・キャンペーン連絡であることがすぐにわかる件名です。
これらの件名から広告色をなくすことで、「なんだろう？」と思わせることができるのです。
もちろんお客様を“ダマす”ような件名は広告倫理上おすすめできないので、キャンペーンの出し方と合わせて工夫する事が必要です。
ちなみに最近では、まだテスト結果によりまちまちですが、「【ご案内】」のように「【】」を使うよりも、「ご案内、」のように「、」で済ませたほうがレスが高くなる傾向もあらわれてきています。
ワンスターでは、単品リピート通販に特化して新規獲得支援から、定期コース誘導まで支援するなかで、日々テストを行っています。
また新しいテクニックが見つかれば、ご報告させていただきます。
CRMについては、システムまでお手伝いさせて頂いているので、お問合わせください。
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