単品リピート通販の事例から、

売れる仕組みのヒントをお届け

台湾の単品通販で「月間新規1万件」を狙うための、WEB広告・紙媒体・テレビ活用法

海外で通販事業をスタートするとき、最初の難関は「新規顧客の獲得」です。台湾でも、WEB・紙媒体・テレビと3つのチャネルを使い分けるのは、日本と同じ。それぞれの主な媒体や特長、費用対効果の目安などをまとめました。

WEB広告では、Facebookやネイティブアドに注目

 

はじめに活用したいのが、CPAを抑えやすいWEB広告。
リスティング広告(検索連動型・ディスプレイ )やソーシャル広告(Facebook等)、ネイティブアドなどです。

 

 

GoogleとYahoo!の2大プラットフォームは日本と同じ

 

台湾では、検索エンジンはGoogle(シェア約80%強)とYahoo!(同10%強)がメイン。
また、ポータルサイト「Yahoo!奇摩」が強い影響力を持っています。

 

 

したがってリスティング広告では、検索連動型・ディスプレイとも日本と同様に、GoogleとYahoo!の2大プラットフォームの攻略が鍵を握ります。

 

メール媒体やポイントサイトなど、日本でこれまで活用されてきた広告媒体は台湾では発達しませんでした。
現時点では、比較サイトをはじめとしたアフィリエイトメディアもまだ発展途中です。

 

人口(日本の5分の1程度)に比例して、獲得メディアもGoogleとYahoo!、後ほど述べるFacebookとネイティブアドに集約されています。

 

 

Facebook広告では、コメントの対応も鍵に

 

Googleと続いて有効なのが、 Facebook広告とネイティブアドです。

 

Facebookの利用率が人口の78%と日本以上に高く、化粧品や健康食品でも主要な獲得チャネルになっています。
たった1つの画像に、いいね!2,000件・コメント40件・シェア120件など大きな反響が寄せられ、ユーザー同士の拡散によってCVも発生しやすい傾向があります。

 

美容サプリのFacebook広告

美容サプリのFacebook広告

 

なおFacebook特有の現象ですが、ネガティブコメントを放置したり炎上してしまったりしたために、 CPAが急激に悪化したこともあります。
コメントにしっかり返信することで、CPAが「5,500円→2,900円」(化粧品)など、大幅に改善した事例もあります

 

また、有名ブロガーと契約して商品を利用してもらい、記事を書いてもらうネイティブアドも盛んです。
記事は口コミ喚起のため拡散するのはもちろん、広告として2次利用するのも効果的です。

 

 

紙媒体も、WEBに劣らない獲得効率

 

続いて、新聞やチラシ、DMなど紙媒体です。

 

 

媒体:新聞掲載やチラシのカタログ同梱、単独DMなど

 

新聞は、「自由」「蘋果」「聯合報」「中國時報」が4大紙。
日本とは異なり折込チラシは少なく、掲載広告がメインです。

 

通販カタログ(例:momo型錄など)や請求明細書(例:中華電信など)へ、チラシを同梱するのも有効な手段です。
単独DMなどもメニューとしてあります。

 

 

クリエイティブ:日本語の広告原稿の翻訳版が当たることも

 

クリエイティブは、日本でヒットしている広告を現地語に翻訳して、ある程度のレスポンスを獲得できる事例も多くあります。
現地の感覚に合わせて表現をブラッシュアップして、A/Bテストを重ねていきます。

 

(参考)MR1.99!台湾市場の潜在パワーを解明する

 

 

日本語の広告原稿を、現地語に「翻訳」

日本語の広告原稿を、現地語に「翻訳」

 

獲得効率はWEBと比べても遜色ないですが、日本より発行部数が少ないため「疲弊」が早く、クリエイティブの迅速な開発が必要です。

 

 

テレビ広告は、「プレースメント(PR広告)」からがお薦め

 

最後に、テレビ広告です。
台湾のテレビ局は、「台視」「民視」「三立」の3大チャネルをはじめ108局があります。

 

テレビ広告には、日本と同じインフォマーシャルと、プレースメント広告の2種類があります。

 

 

1回の放送で、1,000件超の注文も!

 

プレースメント広告とは、テレビ番組で「芸能人のオススメ商品」というような表現で商品を紹介してもらう方法です。

 

たとえばバラエティ番組の1コーナーで、ナビゲーター(タレントや芸人)が自身のダイエット体験を5分程度で紹介。
太っていて苦労したエピソード、さまざまなダイエット法を試したこと、あるサプリメントとの出会い、そして「-○kg」など効果が出た実体験を語ります。

 

(参考)1回の放映で1,000件超の注文も!台湾のテレビ広告で生まれた、 “売れる仕掛け”

 

プレースメント広告の撮影現場

プレースメント広告の撮影現場

 

1回の放送で300〜400件、なかには1,000件超の注文が寄せられるなど、爆発的なレスポンスを見せたこともありました。

 

 

年商10億円以上の規模拡大のためには、インフォマーシャルを

 

続いてインフォマーシャル、規模拡大のためには避けては通れませんが、次のようなネックがあります。

 

第一に、日本と同じように初期投資のハードルが大きく、制作費だけで最低でも200万円程度はかかってしまいます。
また台湾では、健康器具や雑貨などは販売されているものの、直販モデルで化粧品や健康食品が売られているのはあまり見られません。

 

できるだけリスクを抑えつつ、成功パターンを確立するための試行錯誤を私たちも日々行っています。

 

 

広告予算が1,000万円あったら?メディアの使い分けの目安

 

これまでWEB・紙・テレビのそれぞれの広告の特徴や事例を説明してきました。
新規獲得の現場で、CPAを抑えて獲得件数を最大化するためには、各メディアをどのように使い分ければよいでしょうか?

 

健康食品の通販企業のケースを元に考えてみましょう。
本品売りで目標CPOが3,000~4,000円の場合、広告予算を1,000万円程度用意できるとしたら、たとえば次のように配分できるとよいでしょう。

 
メディアの使い分けの目安
 

 

私たちが台湾への進出サポートを始めてから、約4年間。
紙媒体やWEB広告を中心に月間で5,000〜10,000件程度までは新規顧客を獲得できるクライアントが増えてきました。

 

CPOを維持しつつ、新規獲得件数を増やすための成功パターンが見つかり次第、レポートいたします。