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WEB広告で芸能人を起用するなら、押さえたい!契約前、3つのチェックポイント

タレントやモデルなど芸能人をイメージキャラクターとして起用し、LPでCVを増加させる原動力となる「キャスティング」。アフィリエイト記事でも使用し、獲得件数を伸ばしている企業が増えてきました。しかし、芸能事務所との契約を間違えると、広告では思うように使えず、せっかく起用しても売上には貢献しない、というケースも。広告効果を最大限引き出すために、契約前にチェックしたい、3つのポイントをまとめました。

CPAは維持して、月間新規60,000件以上にも!

 
ある通販企業では、スキンケア化粧品の新規獲得件数が伸び悩んでいました。
そこで、イメージキャラクターとして元アイドルを起用。
広告バナーやランディングページ(LP)、記事コンテンツなどで、プロモーションを行ったところ、CV件数が月間15,000件から、60,000件と4倍にまで増加しました。
 
その他にも、イメージキャラクター起用での成功事例は多数あります。
特に、美容サプリやスキンケアなどの競争が激しい分野で、競合他社との差別化要素としてキャスティングを取り入れています。
 
その結果、以下の表のように、CV件数を大幅に伸ばす成功事例がこの1年間でも多数生まれています。
 
キャスティングでの成功事例

※スタートアップからの成功事例です。


このような成功事例で共通しているのは、広告会社・アフィリエイターが記事型コンテンツやバナー広告などで芸能人・モデルの素材をフル活用していたことです。
積極的に記事などに活用して、広告を回して貰うことで、CPAは同じままでも、CV件数を伸ばすことができたという背景があります。
 
 

広告を回してもらうために、はずせない3つのポイント

 
素材をフル活用して貰うために重要なのが、「広告会社やアフィリエイターが広告を回しやすい」こと。
“使い勝手が良い”と思ってもらうために、はずしてはいけない3つのチェックポイントをまとめました。
 
 

ポイント1:画像の使用枚数・利用制限

 
通常、撮影では、何十枚・何百枚の写真を撮ります。
しかし素材として使えるのは、芸能事務所側がチェックしてOKのものだけ。
「タレント・モデルのイメージが傷つく」と判断されれば使用できないケースもあります。
 
事前のすり合わせの際に、芸能事務所によっては使用できる画像について枚数や表現に制限をつけることも珍しくありません。
たとえば、「最大8枚まで」「商品を使用しているクリエイティブはNG」などです。
 
一方、通販会社としては、さまざまな局面で使える写真が多い方が、 LP・記事・バナーなど露出の自由度が上がります。
しかし、制限が厳しいと表現が制約され、望む効果が得られにくくなる場合もあります。
 
そのため、「使用NGの写真でない限り、撮影した写真はすべて使用OK」となるタレント・モデルを起用することが望ましいです。
 
 

ポイント2:「愛用」表現のレベル感

 
記事などで芸能人を起用する場合は、話題性が非常に重要。
「芸能人も愛用」といった表現が使用できれば、注目を集めることができCVの増加が期待できます。
 
しかし、一般的なイメージキャラクター契約は、あくまで芸能人の写真や名前などを掲載できる契約のことです。
商品を「愛用していた」とメッセージを出してもらうことは、契約の範囲に含まれないことがあります。
 
そこで、商品を提供して実際にタレント・モデルに使用してもらうなどして、「愛用」表現を出せる工夫をしていくこともあります。
 
ただし、芸能事務所・本人によっては、事実に合致する範囲であっても、「愛用」表現が厳しいケースがあります。
その場合、芸能事務所から了承が得られる表現方法を探していきます。
「愛用している」がNGなら「いつも使っている」、それもダメなら「使ってみたら良かった」などとレベル感を抑えて、掲載可能な表現になるよう、キャッチコピーなど広告文言を調整していきます。
 

 
 

ポイント3:SNS投稿画像の利用可否

 
芸能人本人が使用をしていることも含めて、リアル感を出すために重要なのが、InstagramをはじめとしたSNSの本人アカウントで、商品について投稿してもらうこと。
そのうえで、記事型コンテンツやLPなどに2次利用が可能なことです。
 
たとえば、アフィリエイターに記事を書いてもらう場合、Instagram投稿画像のスクリーンショットが使えるとCVRを上げる強力なコンテンツになります。
 
しかし、事務所によっては投稿画像が使えなかったり、加工がNGだったりなど制限がかかることで、広告としての”使い勝手”が大きく損なわれる場合があります。
そのため、SNS投稿の2次利用が想定される場合は、事前に規定を確認することをおすすめしています。
 
 

キャスティングを成功させるためには

 
ご紹介した3つのポイントをクリアし、ターゲットにささるクリエイティブを制作できれば、売上を一気に拡大するチャンス。
 
しかし、過去の記事でも述べたとおり、定量情報を判断軸とする通販会社と、ウェットな関係性が不可欠な芸能界。
また、商品を売るために様々は表現方法を試みる必要がある通販会社と、芸能人のイメージやブランド価値を大切にする芸能事務所。
考え方も利害関係も異なるため、きめ細かい調整が必要となってきます。
 
そこで弊社では、上記の「通販広告×キャスティングでの難しいポイント」を見越して、レギュレーションシートを作成しています。
使用可能な表現や、画像の利用規定などを、事前にチェックしたうえで、契約前に広告クリエイティブの活用法を想定できる状態を整えています。
 
キャスティング会社や、キャスティングを手がける広告代理店は多くありますが、ダイレクトレスポンス型広告のキャスティングの分野では、150社近くご支援してきたことから、最も経験が豊富と自負しています。
異なる業界をつなぐからこそ、また数字やルールに落としにくい分野だからこそ、成功パターンの確立とその手順の見える化に、今後も取り組んでいきたいと考えています。