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台湾のWEB広告戦略|成功事例からみる正攻法

海外展開で不可欠なWEB広告。台湾に進出している成功企業のWEB広告展開についてご紹介します。事業フェーズ・目的によるメディア選択の考え方や、WEB広告の構成比率、KOL起用の費用感など成功企業の実績に基づきまとめました。

台湾のWEB広告戦略|成功事例からみる正攻法(サムネイル)

 
 

台湾の主要メディア

 
台湾におけるメディアごとの接触率を見ていくと、マスメディアのテレビが安定して高い水準で推移しています。
 
一方、ネットに目を転じると2000年頃より右肩上がりに接触率が増加し、2015年頃にはテレビを超えその勢いは衰える気配がありません。台湾ではPCの普及に加えスマホの普及率も高く、ネット(WEBメディア)に触れる機会が増えています。新規顧客を獲得し売上を伸ばすために、WEBメディアは不可欠な要素となっています

メディア別接触率の折れ線グラフ

HOOTSUITE(ソーシャルメディア管理システム)より弊社にて作成


 

ブランド認知の情報源は?

 
台湾の消費者がどのように新しいブランドを認知しているのか、ソーシャルメディアのプラットフォームが調査したデータからみてみましょう。複数回答を集計しています。
 
多くの人が1位の検索エンジン(48%)で調べること、2位の口コミ推薦(41.8%)から情報を得ていることがわかります。テレビの広告を除くと、その他はウェブサイトやソーシャルメディアなど何かしらのWEBメディアから情報を取得していることがわかりました。

「台湾では新ブランドをどうやって知る?」調査結果の棒グラフ

HOOTSUITE(ソーシャルメディア管理システム)より弊社にて作成


 

台湾の主要SNS

 
WEBメディアの中でも、消費者の身近でよく使われるSNSについてみていきましょう。
 
下のグラフから台湾では、YouTube(89.6%)・Facebook(89.2%)・LINE(88.0%)の3つが主に使われ、ツイッターはなぜかあまり人気がないこともわかります。

「台湾でよく使われるソーシャルメディア」調査結果の棒グラフ

HOOTSUITE(ソーシャルメディア管理システム)より弊社にて作成


 

成功しているEC・D2C企業のWEBマーケティング

 
事業拡大に成功しているEC・D2C企業の実績から、成長フェーズごとにWEB広告の費用比率をみてみましょう。
 
 

成功企業のWEBの広告比率

 
弊社で支援している日系企業のうち特に順調に事業成長している5社の平均と比較すると、成功している企業ではFacebook広告の比率が50%以上と高くなっています
「成功企業のWEBの広告比率(5社平均)」の円グラフ
SNSについて調査を行っている会社のデータをみると、Facebookは利用率も高く幅広い年齢層に利用されています。また、Facebookは広告対象者の数が1,900万人と、他のSNSと比較しても圧倒的に多いのが特徴です。つまりSNS広告の中では最も配信の母数が確保できるメディアといえます。
参照:Digital 2019 Taiwan (January 2019) v01
 
 

スタートアップ時はCV獲得を重視

 
事業のスタートアップでは、効率良く新規顧客の獲得できる広告運用が求められます。スタートアップから拡大フェーズへと成長している企業は、どのようなメディア比率だったのでしょう。同じく弊社で支援している企業の実績からご紹介します。
「CV獲得重視のメディア比率例」の円グラフ
この企業では、CVの獲得効率を重視したメディア構成にしました。Facebook:41%、Google:21%、LINE:28%とその他:9%の構成比率です。
 
注目頂きたいのはLINEの構成比率が28%になっていることです。LINEの比率は一般的には10~20%とされていますが、それに対しても高くなっています。これはLINEからのCVの獲得効率が良いため、比重を上げている状態です。CVが獲得しやすい理由の1つはクリエイティブ表現の自由度が高いことです。LINEアプリ内で複数の配信面があり、表示されるクリエイティブのサイズも変わります。様々な切り口で商品を紹介できることは大きなメリットと言えるでしょう。
 
通販事業の基礎づくりとビジネスモデルの確立をしていくスタートアップのフェーズでは、LINE比率を高めてCVを確実に獲得しながら、ビジネス規模として月商200〜300万円をまずは目指しましょう
 
 

事業が軌道に乗ったら広告メニューも拡大展開

 
ビジネスモデルを確立させ月商が200~300万円ほどに安定してきたら、いよいよ事業拡大のフェーズです。事業が軌道に乗った後は、YouTube・アフィリエイトなど広告メニューを拡げ事業の拡大を目指します。事業拡大に成功した企業の事例からみていきましょう。
「拡大フェーズ企業のメディア比率例」の円グラフ
この拡大フェーズの企業ではGoogle比率が30%となっており、平均的には15~20%と言われるGoogleの比率よりも高い構成比となっています。その理由は台湾でも人気の高いYouTubeでの販促が関係しています。YouTubeへの広告出稿はGoogle経由となるため、YouTubeを拡大させるとGoogle比率が高くなります。事業拡大のフェーズでは、WEB広告全体の20%ほどをYouTube広告に充てる企業もあるほどです。
 
このように拡大期においては、FacebookやYouTubeなど拡大性のある媒体に、出稿することでさらに事業の拡大を図っていきます。一定の顧客を獲得できた後は、既存顧客へのフォローをしながら、WEB以外の広告にも展開することでさらなる拡大が見込めます。
 

 
 

KOLの活用を活用して、WEB広告の効果を最大に 

 
デジタルマーケティングの手法として、台湾でもKOLを活用したプロモーションを多く目にします。
 
 

KOLとは?

 
KOLとは「Key Opinion Leader(キーオピオニオンリーダー)」の略で、中国をはじめとするアジア圏で消費者の購買行動に大きな影響を与えている、専門性の高いインフルエンサーです。
 
インフルエンサーとの大きな違いは、「専門性が高い」ところです。KOLはある特定の領域での知識や技術が非常に高いことにより、社会的な信頼もあるところが特徴です。それぞれがSNS投稿などで情報を発信しています。
 
 

美容系KOLの費用感

 
個人やその専門性によって費用は異なりますが、KOLの費用感は一般的に、0.3元台/1フォロワーで計算されています。
 

KOLのフォロワー数による費用例 
フォロワー数 費用  ※1台湾元:3.6円
10,000人 約3,000元
(約10,800円)
100,000人 3万~5万元
(約108,000~180,000円)

 
ただ、栄養士など専門性があるKOLの場合、フォロワー数が少なくてもエンゲージメント率が高いため費用感は高めで、3~5元台/1フォロワーということも珍しくありません。
 
 

KOL起用のポイント

 
商品購入に繋げるには単に知名度が高いだけでなく、フォロワーとの関係性が良い(エンゲージメント率が高い)KOLを起用することがポイントです。
 
通常の投稿のみではフォロワー内の一部に露出するだけです。より多くの消費者の目に届くためには投稿内容を広告配信したり、商品LPなどへの二次利用をすることが必要です。ただし、その場合には追加費用が発生するケースもありますので、予め投稿内容の広告配信や、二次利用が可能なKOLを選択するとよいでしょう
 
 

フェーズに合わせた広告活用で事業拡大を

 
スタートアップのタイミングでは、費用対効果の良いメディアで確実に新規顧客を獲得することが最も重要です。その中で、クリエイティブの勝ちパターンを開発したり、売り方のテストを行います。費用を抑えられるWEB広告の中でもLINEの比重を高くして事業を安定させていきましょう。
 
まとめ売りや定期コース販売などの売り方や、クリエイティブの勝ちパターンが固まり、月商が200~300万円ほどに安定してきたら、広告メディアも拡大していきます。YouTubeなどの動画広告に加え、台湾では比較的安価に出稿できるTV(プレースメント)広告など、新規顧客の獲得チャネルを拡げていきます。同時に販売方法もドラッグストアなどへの卸販売も視野に入れることで月商500~2,500万円を目指せます。
 
まずは無理なく確実にスタートさせ、事業成長に合わせて新規獲得・販売チャネルを複合的に拡大していくことが重要です。
 
弊社では台湾独自のD2Cの成功モデルを作ってきました。進出直後のWEBメディアをフル活用した新規獲得からリピート施策・CRMまで一気通貫でご支援が可能です。
 
D2C・ECに精通した社員が、進出方法からマーケティング戦略立案までをフルサポートいたしますので、海外進出についてのご相談はお気軽にお問い合わせください。

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