健康美容商品をメディアに無料でPRしてもらうための、5つのステップ

競争激化にともない、新規顧客の獲得効率が下がりつつある通販業界。化粧品や健康食品通販でも、PRと連動して広告のCPAを改善した事例がいくつか出てきました。今回は“PR”や“広報”になじみのない通販企業向けに、あなたの商品をマスメディアに報道してもらうための5つのステップをお伝えします。

オンラインでも情報が拡散しやすい環境を整備

広報は「お金を払ったから」といって、掲載されるわけではない

 

「女性誌での掲載実績をLPに追加して、CVRが130%にアップ」(化粧品)や「“専門家の推薦”で、ネイティブ広告のCPAが3分の1以上ダウン」(健康食品)など、PRと連動して広告のCPAを改善した事例を、前編では紹介しました。

 

“PR”や“広報”になじみのない企業にとって気になるのが、どうすればテレビや新聞に取り上げてもらえるか?

 

広告費を払えば確実に掲載してもらえる広告とは異なり、新聞の記事やテレビの番組で紹介してもらうのは、簡単ではありません。

 

番組の制作スタッフや編集部の記者などが、「このネタは面白いから、視聴者にウケる!」「今話題のテーマだから、読者に刺さるはず」といったように、自ら進んで取り上げたいと動いてもらう必要があるのです。

 

メディア関係者の目に止めてもらうことを狙って、数多くの広報担当者の多くが、プレスリリースを送ったり編集部に営業活動をかけたりしています。

 

厳しい競争をくぐり抜けマスメディアに取り上げてもらうには、どうすればよいでしょうか?

 

 

自社の「売り込み」ではなく、「話題のテーマ」として取り上げてもらう

 

一般的に広報担当者は、自社の商品やサービスを売り込みます。
ただしそれだけでは、記事や番組で紹介されるのは難しいのが現実です。

 

なぜなら、番組や記事は一企業の“宣伝”ではないので、よほど話題になっている商品や日常生活に浸透しているサービスではない限り、単体では報道されにくいからです。

 

そこで有効な手法が、あなたの扱っている商品やサービスの“ジャンル”や背景にある“社会現象”を取り上げてもらうこと。
抽象的なので、例を挙げて説明しましょう。

 

 

あなたが、「フレグランスミスト」を販売しているとしましょう。
フレグランスミストは世の中に溢れている商品で、それだけではニュース性や話題性はありません。

 

したがって、たとえ新商品を発売してプレスリリースを出しても、よほど革新的な特長がない限り、メディアに取り上げてもらえる可能性は低いでしょう。

 

しかし、これを「香り」というテーマに広げてみるとどうなるでしょう?
「男性にモテる香り」「職場で嫌われる匂い」「香水VSフレグランス、どちらが人気?」など、読者や視聴者が興味を持ちそうな話題が、たくさん広がりますね。

 

もし「香り」についての中立的な情報を武器として携え、メディアに売り込めば商品や会社に関心を持ってもらえる確率は高くなるはずです。

 

 

マスメディアに「無料」で報道してもらうための、5つのステップ

 

先ほどの例からも分かるように、注目してもらうための肝は、「自社の商品に関連するテーマを、メディアにとって魅力的な情報に加工できるか?」です。

 

では具体的にどのような手法をとればよいでしょうか?
約20社を支援して試行錯誤するなかで、化粧品・健康食品通販でも有効なパターンが、だんだん分かってきました。

 

 

ステップ1:意識調査(100名アンケート)

 

健康美容商品なら、「美と健康の専門家」や「インフルエンサー」100名を対象に“2017年○○意識調査“と称したアンケートを実施します。
アンケート内容は、商品のイメージアップにつながるような内容に落とし込みます。

 

自社の商品に連動するテーマでアンケートを設計

自社の商品に連動するテーマでアンケートを設計

 

 

ステップ2:アンケートリリース

 

「アンケート情報」「キャンペーン情報」「商品情報」 を素材にしたプレスリリースを、メディアに配信します。
関心を持ってもらいやすい旬なテーマで、メディア掲出を狙います。

 

「意識調査」を題材にしたプレスリリースの事例

「意識調査」を題材にしたプレスリリースの事例

 

 

ステップ3:メディアキャラバン

 

「キャラバン」といって、広報担当者やPR会社スタッフがメディアの編集部を訪問して、商品やサービスについて説明します。
リリースが「空中戦」なら、キャラバンは「地上戦」です。

 

 

ステップ4:キャンペーン・イベント

 

メディアやインフルエンサーを集客して、商品PRイベントを開催します。
著名人を活用した「商品発表会」のほか、専門家の「座談会」、美容・健康系の「セミナー」を開催。

 

女性誌ライター向けやインフルエンサー向け、アフィリエイター向けなど、ターゲットを絞って開催することもあります。
特に著名人に参加してもらえると、それだけでマスコミが取材に来てもらいやすくなります。

 

「商品発表会」や「セミナー」などイベントを開催

「商品発表会」や「セミナー」などイベントを開催

 

 

ステップ5:キャンペーンサイト・SNS公式ページ

 

商品のキャンペーンサイトやInstagram・Facebook等の公式アカウントなど運用します。
PR情報を集約・更新することで、キャンペーンやイベントの動向がソーシャルメディアなどで拡散されやすくなります。

 

オンラインでも情報が拡散しやすい環境を整備

オンラインでも情報が拡散しやすい環境を整備

 
5つのステップで見てきたように、調査・アンケートによって加工した情報を、プレスリリースやメディアキャラバン、イベントやソーシャルメディアなどといった手法で発信していく。
これらの相乗効果によって、商品の話題性を作り出し、メディアに取り上げてもらいやすい環境をつくるのです。

 

 

「地上波キー局」や「女性ファッション誌」など掲出事例が続々と

 

このようにメディアが関心を持つ情報を、自分たちで作る。
ご紹介した5ステップを実践することによって、化粧品・健康食品通販でも次のような成功事例が生まれています。

 

・地上波キー局の朝の情報番組(美容サプリ)
・大手出版社の発行する、女性向けファッション誌(美容マスク)
・月間PV1億以上の有名ポータルサイト(アンチエイジング化粧品)

 

 

記事や番組として報道しやすい“お膳立て”をしてあげることによって、PRの成功確率は格段に高まるのです。

 

もちろん広報担当者のスキルや社内事情によっては、先ほど説明した5つのプロセスを実践するのは簡単ではないかもしれません。
そこで私たちのようなPR会社が、「メディアがどのような情報を求めているのか?」と「クライアントはどのような情報を発信したいか?」の両方の視点を踏まえて、情報の加工と発信をお手伝いしています。

 

もっと言うならば、「どのような情報がメディアを通じて広まれば、通販ビジネスの利益に貢献するか?」から逆算して、PR活動を行なうのが「ダイレクトPR」です。

 

もし「新規獲得の効率化に限界を感じている」「広告だけに頼らず新規獲得手法を確立したい」と考えている方がいらっしゃれば、こちらのぺージで具体的なご支援内容を紹介しているので、ぜひご覧ください。