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売れているLP(ランディングページ)の構成は?4つの必須要素

LP(ランディングページ)を制作するときに知りたいのが、売れるページの「型」。「どの要素を」「どんな構成で」並べていけば、売れるLPができるのでしょうか?“コンバージョン率アップ実証済み”の理論をもとに、コンテンツ部分の構成と4つの必須要素をお伝えします。

売れているLP(ランディングページ)の構成は?4つの必須要素

通販事業の現場で使われているKPIを新任担当者でも分かるようにまとめました。
解説資料はこちら
 
 

LP(ランディングページ)のコンテンツは、「型」に沿って制作する

 

新規顧客獲得にあたって重要なのが、LP(ランディングページ)のコンバージョン率を高めること。
LPで「何を?」「どの順番で?」伝えるかによって、コンバージョン率は大きく変わります。

 

LPのコンバージョン率を高めるために有効なのが、A/Bテストによる改善です。
ファーストビュー(キャッチコピーやメインビジュアル)や、オファーの見せ方・ボタンなどはテストの結果も出やすく、仮説検証を繰り返されている企業も多いでしょう。

 

ファーストビューとオファーの中間にあるコンテンツ

ファーストビューとオファーの中間にあるコンテンツ

 

 

一方、ファーストビューとオファーの中間にあるコンテンツ部分は、テストや制作にかかる工数の割には改善の結果が出にくいのが実情。
したがってコンテンツ部分は、これまで売れてきたパターン、すなわち型にしたがって制作するのが賢明です。

 

LPのコンテンツ部分は、どのような構成にするのが良いのか?
その疑問に答えてくれたのが、「10倍売れるコピーライティング」(バズ部)という本でした。

 
10倍売れるコピーライティング
10倍売れるコピーライティング

 

同書では「コンバージョン率平均4.92%」など、効果実証済みのLPの作り方を解説。

 

著者によると、LPでファーストビューに続くボディ部分で重要なのは、お客様が商品の購入前に感じる疑間に答えていくこと
お客様の抱く疑問は、「たった4つだけ」と言います。

 

通販事業の現場で使われているKPIを新任担当者でも分かるようにまとめました。
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コンテンツ部分に入れるべきは、たった4つの要素

 

お客様の購入前の疑問とは、「これは私に何をしてくれるの?」「なぜ、これが私の役に立つの?」「ところで、あなたは誰?」「これは私にも効果があるの?」。

 

この4つの疑間に対してLP上で答えていくだけで、お客様は購入意欲を刺激され、「この商品が欲しい!」と思ってくれるということです。

 

 

 

 

つまり、LPのボディ部分に必要なのは「結果」「実証」「信頼」「安心」の4つ。
それぞれのパートで何を伝えるべきか?を具体的に見ていきましょう。

 

 

パート1:「結果」で効果を実感してもらう

 

「結果」とは、 商品を使うことによって確実に得られる変化のこと。

 

同書に載っていた英語教材の例では、「30日で英語耳が身につく」や、「3,000語の英単語を完璧に覚えられる」など。
「身につく知識」や「受け取るメリット」といった、具体的な事実を指します。

 

結果を見せることで、お客様に商品の効果をイメージさせ、実感してもらいます。

 

 

パート2:「実証」が説得力を生む

 

お客様は、結果を見せられただけでは信用しません。
「それは本当に自分でもできるの?」「自分にも効果があるの?」といった疑間に答えるため、結果を得ることができる具体的な理由を示します。

 

先ほどの英語教材の例では、「30日で英語耳が身につく」という一見信じがたい結果について、その結果が出るメカニズムを列挙します。

 

①英語と日本語の音の最大の違いは周波数
②子どもの頃は、どんな周波数でも間けるので英語を聞き取ることができる。
③つまり、どんな周波数の音でも間き取れるようになったら、誰でも英語を聞き取ることができる。 (英語耳になる)

 

このように具体的な理由の実証が、説得力を生むのです。

 

 

パート3:「信頼」しても良い理由を示す

 

「結果」と「実証」によって、お客様が商品をしっかりと理解してくれたら、会社について伝えましょう。
いくら良い商品でも、「あなたは誰?」という疑間を抱えたままでは、購入という決断には至れないからです。

 

あなたの会社を、“信頼しても良い理由”を見せる。
そのために有効なのが、「第三者からの評価」の活用です。

 

「今までの実績/経歴」「創業してからの年数」「権威者/有名人の推薦」「取引実績の数」「表彰歴」「雑誌の掲載履歴」など、社会から認められているという実績を見せて、お客様にあなたの会社を信頼してもらいましょう。

 

 

パート4:「安心」して購入できる

 

これらの3つをうまく伝えれば、購入まであとひと踏ん張りです。
最後に踏み切ってもらうために大事なのは、「この商品は本当に価格に見合うだけの価値があるのか?」を納得してもらうことです。

 

そのための強力なツールが、「お客様の声」や「過去の販売実績」。
数多くのお客様が既に買っていて、満足してもらっている事実を載せましょう。

 

ここまで伝えれば、あなたの商品に払うお金に見合うだけの価値があると納得して、「安心」して購入してもらえます。

 

通販事業の現場で使われているKPIを新任担当者でも分かるようにまとめました。
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「型」にならいつつ、理論と実践・検証でPDCAを

 

今回は、「10倍売れるコピーライティング」という本から、コンテンツ部分に入れるべき要素を紹介しましたが、商材や業界によっても有効な型は異なるでしょう。

 

たとえば、このブログの読者にも多い、化粧品や健康食品など単品リピート通販業界。

 

スキンケアやダイエットなど“悩み解決型商品”の場合は、「PASONAの法則」のように悩み(課題)の提示や掘り下げが有効と言われます。
また、「売れるネット広告社が実践している「縦長LP」の構造 4つのエッセンスと7段階アプローチ」という記事も、非常に参考になりました。

 

 

もちろん型に沿って作っても、100%コンバージョン率の高いLPが作れる訳ではありません。
特に商品の訴求が間違っていると、いくらファーストビュー以下を作り込んでも売れないこともあります。

 

私自身もこれまで数十のLPを作ってきましたが、少なからず失敗も経験してきました。

 

ただし型に沿って作ると、たとえうまくいかなかったときでも検証しやすいのがメリットです。
まったく感覚で作るよりは、成功確率は高くなるでしょう。

 

理論と実践、検証の往復のなかで、ぜひPDCAを回していってください。
 
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