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右脳=感情にダイレクトに響く、広告のレイアウト

左脳は論理を、右脳は感情を扱うと言われていますね。
2つの脳の役割分担が、左右の「視界」と密接に関係することが分かってきました。

 

広告の紙面レイアウトを考えるうえで、押さえておきたい脳の機能について調べました。

チラシ広告で優良顧客を獲得するための方法を分かりやすくまとめました。
700社以上の事例から分かってきた、具体的なノウハウを解説しています。
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比較テストで軍配!「両脳型」広告とは?

 

ある書道教室の折り込みチラシの事例です。

 

チラシのウラ面は共通、オモテ面だけ差し替えて、以下の3パターンのテストが行われました。

 

 

1.左脳型:言語的表現(コピー)で、機能面を重視

 

2.右脳型:感性的表現で、ビジュアル面(イメージ)を重視

 

3.両脳型:コピー・ビジュアルがバランス良く表現されている

 

( 出典:「確実に販売につなげる 驚きのレスポンス広告作成術」岩本俊幸

 

最もレスポンスが多かったのが、3の両脳型だったそうです!
(※どんなチラシか気になる方は、↑の本の79ページにて)

 

ちなみに、反応のあった人は、3の両脳型では男女同数でしたが、1の左脳型は男性が、2の右脳型は女性が多かったそう。
(やっぱり女性には、感性的な表現が響きやすいのかもしれませんね。)

 

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左脳と右脳、人間の脳の特性を理解すると・・・

 

広告でも“感情”と“論理”の両方の要素を、バランス良く混ぜ合わせるのが大事。

 

これについては、原理としてはわかったのですが、では、
「広告を作るとき、どうやって情報を配置していけばいいのか?」

 

 

そんなことを考えていたときに、脳科学について面白い知見を見つけたので、紹介いたします。

 

 

人間の脳はご存知のとおり、左脳と右脳にわかれています。、

 

・左脳=論理
・右脳=感情

 

を司ると一般的には言われますが、その役割分担が左右の「視界」と、どうやら密接に関わっているらしいのです。

 

人間の脳の構造上、左目から入った情報は右脳に、右目から入った情報は左脳へと届きます。
(参考:MSDマニュアル家庭版)

 

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この顔、「男女どちらに見える!?」

 

私たちがその瞬間で切り取った視界のなかで、左側にあったモノが、右脳へと届く。
すると・・・

 

右脳に届いた電気信号、つまり左目から受け取った視覚情報は、感覚的に処理されやすいのです。

 

 

左側にあるものが、全体の視覚イメージを決める
この傾向は、人の「顔」を素材にしたある実験でも明らかにされています。

 

 

男性の顔の半分と女性の顔の半分を合わせた、合成写真を作ります。

 

これを見せて、「男女どちらに見えるか?」を聞いたところ・・・

 

顔の左側が女性的であれば、全体として女性的に見える。
左側が男性的であれば、全体として男性的に見える。

 

そう多くの人が答えるそう。

 

つまり、左側に見えるパーツが全体のイメージを決めていたのです。

 

(参考:顔は右脳が判断するのか

 

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写真やイラストは、左右どちらに置けばよい?

 

これまで分かったのは、紙面の左側にある情報は右脳に取り込まれて、感覚的に処理されやすいということ。

 

そうすると…

 

 

ここで広告紙面の話に戻ります。

 

写真やイラストなど直感的なコンテンツは、左側に配置していた方が、脳にとりこまれやすく

 

・逆に、成分解説のコピーなど論理的な内容は、右側にあった方が、左脳で処理してもらいやすいのかもしれません。

 

 

思いつくままそんな仮説を立てて、弊社にストックしてあったタブロイド型フリーペーパーを調べてみたところ…

 

・左側:写真
・右側:コピー

 

というレイアウトの広告、確かにやっぱり見つかります!

 

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 “体験談型”のレイアウト、共通点は?

 

たとえば、「話題の“塗るボトックス”」と題した美容液の広告。

 

B4縦長の紙面を広げると、“パッと見”で映るのが、左上に配置された体験者(女性・40歳)の写真です。

 

「プチ整形した?」
「いいえ、塗っただけよ(笑)」

 

というインパクトのある台詞とともに、目に飛び込んできます。

 

右側に目をやると、その体験者に美容ライターが取材した文章が。
興味を持ったお客様に、じっくりと読み込んでもらおうという意図でしょう。

 

 

タブロイド紙で特に多い、体験談をメインとした広告。

 

このように「左上に写真」「右側にメインコピー」「左下に商品写真+オファー」という構成、よく見られますね

 

 

もちろん、写真が右側や中央に配置されている広告も多々ありますし、左右どちらの面に載るかでも、視界への映り方は変わると思います。

 

「どの構成がよいか?」はケースバイケースでしょうが、この右脳(感情)・左脳(論理)の働き。

 

コンテンツや紙面構成を考えるうえで、頭に入れておきたいなと思いました。
 
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