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”通販マインドの高い主婦層”による買い物の実態とは?

通販の利用有無は、人によって大きく分かれると言われます。
通販での買い物行動をテーマに、株式会社リビングプロシード様と共同で“主婦モニター”に対する調査を実施。
同社の行ったアンケートをもとに、見解をまとめました。

通販を利用するメリット

30〜60代の女性モニターから、約150人を抽出してアンケート調査

 

本調査では、30~60代のモニター女性405名のうち「直近1年間で5万円以上を通販での買い物に使った」という層を155人抽出。
“通販マインドの高い主婦層※”と定義しました。

 

通販でよく買い物をする女性は、
「子育てや仕事で時間がないから利用する?」
「衝動買いをしやすいのでは?」
などの仮説が当てはまるかを、購入金額が5万円未満のセグメントと比較したうえで検証しました。

 

※調査対象には、未婚者・就業者も含まれていますが、便宜上「主婦」という名称を利用しています。

 

 

1.属性:世帯年収が高く、自由時間が多い女性が多い

 

仕事で忙しく、外で買い物をする時間がない:×

 

就業形態(専業主婦、フルタイム、パートタイマーなど)や個人年収による、購買傾向の違いは見られない。

 

 

家庭が裕福:○

 

「世帯年収が900万円以上」が“5万円以上”では32%を占めるが、“5万円未満”は18%と少ない。

 

 

子育てが終わり、自由になる時間が多い:○

 

同居する子どもの年齢が「19歳以上」が“5万円以上”では30%。
一方、「0-12歳」が“5万円未満”では40%と高い。

 

世帯年収と子供の年齢

 

 

2. 利用動機:「こだわり」や「買い物の楽しさ」が主な要因

 

時間やお金を節約できるから:×

 

(他セグメントと比較して)「店舗に足を運ぶ手間が省ける」や「自分の空いている時間に選べる・購入できる」「価格が安い」は、“5万円以上”と“未満”とで特別な差は見られない。

 

 

買う物へのこだわりがあるから:○

 

「店舗では売ってない商品が手に入る」「手に入りにくい商品が購入できる」「商品数が豊富」など、買う商品へのこだわりを、“5万円未満”と比べて重視している。

 

 

買い物自体が楽しいから:○

 

「選ぶ楽しさがある」や「店員などに気兼ねなく選べる」という買い物自体の体験も、通販の頻繁な利用の要因に。

 

通販を利用するメリット

 

 

3. 購買メディア:広告からの「衝動買い」やCRMによるのリピート購入が多い

 

インターネットの積極的な利用が目立つ:×

 

(他セグメントと比較して)インターネット(PC)の比率は高いが、“5万円未満”と同程度。
モバイル(携帯)の利用もまだ進んではいない。

 

 

広告を見ての“衝動買い”が多い:○

 

「新聞の折込チラシ」や「新聞広告」「TVショッピング」が、“5万円未満”と比べて特に多い。

 

 

過去購入した会社からの販促によりリピート購入する:△

 

「通販カタログ」や「ダイレクトメール」は“5万円未満”との差が小さいが、「会員・会報誌」による購入が多い。

 

購入した通販の認知経路

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