前回に解説したとおり、〝衝動〟にスイッチが入ったお客様も、「ちょっと待って…」「そんな良いことだらけではないはず…」と「欲しい!」という気持ちにストップが働いてしまうことも。
たとえ、広告を見て初めて〝衝動買い〟をしてしまったとしても、それだけの動機で買い続けることは難しいものです。
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購入の後押しは、「ドクターが開発したから」
そんなときに、購入の後押しになるのが、「しっかりとした商品」という裏づけです。
「大手メーカーのものだから」や「ドクターが開発したから」など、わかりやすい「記号」が優位に働いていることがわかります。
・ドクターが考えたとか、やっぱりそういうのだと信用がおけるかな、と。
やっぱりそういう人が作ったりすると、お試しとかやるとちょっと良いんですよね。
やっぱりお医者さんが考えたことあっていいかも、1回使ったことがあって良かったですよね。
今は使ってないんですけど、出産したところでもらって。
(47歳/東京都江戸川区/世帯年収 不明)
・化粧品は肌につけるものですし、全く聞かない会社はちょっと怖いかなって。
(質問:「“○本突破”や“○賞受賞”は?」)一番初めはきっかけになったんだと思います。
変な会社じゃないんだなと思うし、信頼できるなって。
今買ってるメーカーは、研究開発はしっかりしてそうだし、種類が沢山あるので、どんな肌悩みの人にも対応できているみたい。安心して買っています。
(49歳/東京都豊島区/世帯年収 1,000~1,200万円)
・一番見るのはどこが作っているか。
何県で作っているのかなど。
お客様の声は一応読むけど、そんなに重視はしないんです。
化粧品が合うか合わないかは、人それぞれですから。
(54歳/東京都立川市/世帯年収 1,000~1,200万円)
特にそういった意識が強いのは、健康や美容への意識、情報へのリテラシーが高く、「振り回されたくない」というお客様。
「良いものには、お金をかけたい」「高くても、こだわったものを使いたい」など、「体験談」や「限定」だけでは単純になびかない、彼女たちの背中を押すために重要な要素です。
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「体にいいんだって、自分に暗示をかけるんです」
このように「しっかりとした商品」という認識は、「体にいいんだ」という自分への暗示ともなるようです。
はっきりとした効果を感じられなくても、継続的に購入している例も見られます。
<ケース3:加地美智子さま>
(52歳/東京都江東区/世帯年収 1,000~1,200万円)
この黒酢を飲み始めたのは、3~4年前です。もともとお酢が好きで前から摂るようにしていたんですが、サプリメントとなると、知らないものを口にするのは怖いですからね。
知名度と言うのは、私にとって左右するんですよ。
広告は見るとか情報を入手するとかはありがたいんですけど、なかなかやっぱり、これだけで写真だけで新しいものを買うとかはね。
○○○(製造元)は、母の代から聞いて育った老舗なので「安心なんだ」と。
年2回パンフレットが届くので、10本(2,800円/本)をまとめて買って、毎日お風呂上がりに水で薄めて飲んでいます。
(質問:「これを飲んで変わったことは?」)
腸の調子が良くなると書いてあったのですが、正直わかりません。
逆に、やめてみたら効果があるかないかわかると思うんですけど、おいしいから飲みやすいし、自分に合っている気もするし、毎日の生活に当たり前のように飲んでいますから。
「体に良いんだ」って自分に暗示をかけています。
原産国は気になりますね。なんにしても、中国のものはね。
たまたま焼き芋がスーパーで売ってたんですね。
こんな大きい芋が安いんですよ。よく見たら中国産って書いてあって。
夫は「使ってみなきゃわからない」と何でもかんでも試してみるんですけど。
やっぱり私は国産は安全かなってこれを選びました。
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