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海外の定期購入事例 -よく聞く Subscription Commerce って何?-

日本の単品リピート通販では常識となっている定期購入モデルが、アメリカのシリコンバレーで注目されておりました。
この流れを受けて、日本でもテック系スタートアップを中心にSubscription Commerceは急速に立ち上がり、2012年8月にはついに業界団体まで立ち上がりました。

遂に始まる日本版「定期購入サービス」、協議会設立へ』(Tech Wave)

 

海外の定期購入モデルを中心に8事例ほどピックアップしてみました。

 

アメリカ版定期購入サービスは、ざっくりとこんな感じ

 

・いずれも、基本はお試しセットの定期送付サービス。

 

・登録時に名前、送付先住所などの基本情報とともに、洋服やメイク、食品の趣味趣向を登録することで、カスタマイズしておくってくれる。

 

・毎月送付の他、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月ごとのギフト送付で、申込者本人以外にも顧客を拡張できる仕組みになっている

 

・FacebookやPrinterestなどのソーシャルメディアでシェアされて認知されていくサイトの作りになっている

 

・エッジの効いた賞品で、「無グルテン食だけを選んで欲しい」「私だけのジュエリーをセレクトして欲しい」「私の子どもに適切な教材が欲しい」といった、特定の悩み(顕在ニーズ)に対してピンポイントで狙っていける仕組みをとっている。

 

「定期購入」プラスアルファで差別化

 

・「定期購入」+「社会貢献」

アメリカらしい取り組み。ターゲット層に合わせて、関心の高そうなチャリティ(子ども用商材には子どものための基金、化粧品や食品では自然保護など)

 

・「お試しセット」+「あなただけのコンシェルジュ」

申し込み画面を見ると、多種多様な調査項目が用意されている。コンシェルジュといっても、あらかじめプログラムが組まれており、その組み合わせで発送賞品が決められるという仕組み。

 

日本の単品リピート通販とアメリカや日本のスタートアップを中心としたSubscription Commerceは全く違うものでしたが、カスタマイズ可能なお試しセットなどのアイデアは、お試しから本品や定期購入への引き上げ率が上がる可能性も秘めており、取り入れてみる価値はあるかも知れません。

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