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「キャラバン型」テレビ通販番組とは?広告費用や制作方法を解説

テレビ通販番組では、「キャラバン型」と呼ばれる番組の方式があります。
単独で撮影するインフォマーシャルと比べて低コストで制作できる反面、テストによってレスポンスを改善していくのがなかなか難しいことも。
コストや制作方法などについて、キャラバン型のメリットとデメリットをまとめたうえで、新しいタイプのキャラバン型について解説します。

インフォマーシャルを始めるために押さえておきたいポイントをまとめました。
クリエイティブ制作のポイントや、効果検証する際に見るべき項目などを解説しています。
解説資料はこちら
 
 

初期投資を抑えて、テレビ広告に参入。「キャラバン型」とは?

 

インフォマーシャルにおける「キャラバン型」とは、複数の企業が1つの番組のスポンサーとなって商品を提供する形式を指します。

 

 

情報番組のスポンサーとなり、あなたの商品を紹介してもらう

 

あなたも、情報番組風のテレビ通販番組を見たことがあるかもしれません。
スタジオでいくつかの商品が順番に紹介され、その商品に対してレポーターがお薦めポイントを解説したり、芸能人が「使ってみたい」「良さそう」などとコメントしたりします。

 

このキャラバン型では、通販企業が単独で広告を出稿するのとは異なり、番組を制作する広告代理店などが広告主となって広告枠を買い付けています。

 

したがって通販企業は広告代理店に対して費用を払い、番組内で商品を紹介してもらうという形式をとります。

 

 

メリットは、制作費用を安価に抑えられること

 

このキャラバン型のメリットは何といっても、単独でインフォマーシャルを実施するよりも制作費を安価に抑えられることです。

 

単独でインフォマーシャルを制作する場合、「短尺」でも一般的には300〜500万円がかかります。
キャラバン型で制作する場合は、200〜300万円で制作することができます。

 

制作費を抑えられる理由は、キャラバン型では複数の企業の関係者・商品を一度にスタジオに集めて撮影するからです。
その分、カメラマンや照明・音声スタッフ、ディレクター、プロデューサーなど専門スタッフを動かす費用や、専用の機材のあるスタジオを借りる料金などを、5〜8社で分担するから低くなるのです。

 

(参考)「インフォマーシャルの費用は?制作費・媒体費など料金の目安を解説」

 

また、芸能人や著名人をキャスティングし、彼らの認知により、商品のプロモーションも可能になります。広告主単独で契約する場合は、その費用負担は大きくなりますが、キャラバン型ではその費用も分散することが可能です。

 

テレビ通販ではコールセンターも肝になります。これからテレビ通販にチャレンジする広告主向けには自社で受電対応できないというケースもございます。
その場合、コールセンターの手配も行っておりますので、キャラバン型は広告主が商品を用意するだけで、テレビ通販をスタートさせることが可能です。

 

なお、広告枠の購入は広告代理店が主体となって発注します。
そのため、過去にインフォマーシャルに出稿した場合でも、テレビ局や番組との「縛り」を気にしなくてよいので、自由度が高くなるのもメリットです。

 

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デメリットは、主体的にレスポンスを改善していくのが難しいこと

 

一方、キャラバン型のデメリットは、通販企業が主体的にレスポンスの獲れる番組を制作して、テスト結果を見ながら改善していくのが難しいことです。

 

 

初期の制作で、イニシアティブをとりにくい

 

単独でインフォマーシャルを制作する場合は、「オーダーメイド方式」。
「この映像で、レスポンスが獲れる!」と確信を持てるまで、納得いくまで映像を作り込めます。

 

これに対してキャラバン型は、「イージーオーダー形式」と言えるでしょう。
スタジオを借りている限られた時間内で効率的に撮影していくため、個別の要望は通りにくい場合もあり、半分は「お任せ」に近くなります。
制作費についてリスクを取らない分、イニシアティブも取りにくいのです。

 

 

放映後のテスト・改善にもいくつか課題が

 

またレスポンス結果を見ての検証・改善についても、単独でインフォマーシャルを出稿する場合と比べては、協賛型の多くはスタジオ型がメインという事情もあり、広告代理店から積極的な提案を受けにくいこともあります。

 

また映像は修正費用も高く、少しの箇所を修正するだけでも数十万円かかることもあります。
そのためテスト予算が限られている場合など、PDCAをうまく回せずに「結局、CPOが合わなかった」と出稿をやめてしまう企業もありました。

 

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キャラバン型と単独の“よいとこドリ”「トクナンデス」とは?

 

このような「キャラバン型」のメリットを活かし、デメリットを克服するために、私たちが開発した番組があります。
短尺での協賛型企画「トクナンデス」です。

 

 

制作費は100万円から、修正もセットで安価で対応

 

トクナンデスでは、「今日のお得は?」をテーマに商品を紹介する情報番組と通常のVTR版(ロケ型)の2種類から選ぶことができます。

 

通常のキャラバン型との大きな違いは、制作費の安さ。
100〜150万円の初期費用ですべて制作します。

 

さらに制作後にクリエイティブテストや考査への対応で修正する場合も、安価にて提供できます。

 

 

テストを重ねて、PDCAを回していく

 

制作費が安いからと言って、クオリティが低い訳ではありません。

 

通常のキャラバン型では、時間内で効率的に撮影するため「レスポンスへのこだわり」が薄れてしまう場合もありますが、私たちは「売れる映像」づくりにコミットします。
テスト放映後に、レスポンスを見ながらクリエイティブを改善していくPDCAを回していきます。

 

ただし、このように手厚くサポートをさせてもらうのも、「商品の分かりやすさ」や「オファーのお得感」「企業としての取り組む姿勢」など、インフォマーシャルで結果を出していただけそうな素地のある通販企業に限らせていただいております。

 

トクナンデスにご興味のある通販企業の方、これからインフォマーシャルを始めたい通販企業の方は、お問い合わせフォームからご連絡ください。
 
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