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同封広告の種類、メリット・デメリットとは?同梱広告との違いや選び方

通販カタログや会報誌などと一緒にチラシを封入して送る同封広告。

実際に手にとってもらうことができる、新規顧客の獲得に有効な方法の1つです。

メリットや費用、意外と知らない実施までの流れ、同梱広告との違いについてまとめました。

同封広告とは?チラシを活用した紙広告

 
同封広告とは、他社が特定の顧客会員に発送している「通販カタログ」や「会報誌」「クレジットカード請求書」などへ自社のチラシを封入する広告手法です。
別名『インシップ広告』『同送広告』ともいわれます。
 
通販やダイレクトマーケティング企業に多く活用されている広告で、新規顧客獲得(レスポンス)と相性が良い媒体です。
 

クレジットカードの請求書に封入されている広告


 
 

同封広告の種類 「通販カタログ」「テレビガイド誌」「カード請求書」など

 
同封広告は新聞広告やネット広告などと同様、身近に存在する媒体です。
たとえば、
・主婦の方向けの通販カタログ
・旬の食材を扱った料理雑誌
・有料番組のテレビガイド誌
・趣味で入っている団体の会報誌
・ゴールドカードの請求書
 など、顧客の好みや生活スタイルでセグメントをかけてリーチできるのが同封広告の強みです。
 
同封広告の封入先の例

封入先 概要 顧客の特徴
通販カタログ 雑貨やファッション、家具などを扱う総合通販カタログ 購買意欲が高い30代~50代の女性
TVガイド誌 有料視聴者向けに発行される番組のガイド誌 年収が高めの所帯
請求書 スーパーや百貨店などのクレジットカードの請求書 40代~50代を中心とした主婦

 
また、同じような媒体でも、
・配布地域
・年代
・性別
・年収
など特徴が異なり、広告出稿の選択肢は広くなっています。
 
このように同封広告には豊富な種類がありますが、広告出稿にどのような影響があるのかをお伝えします。
 
 
 

知っておくべき同封広告のメリット・デメリット

 
同封広告は紙媒体の中でも比較的、レスポンス率が高い媒体と言えます。
他の紙媒体やWEB広告との比較も交えて、高いレスポンスが見込める理由やメリット・デメリットを解説します。
 
 

メリット1 広告出稿先の顧客属性や趣味趣向がわかる

 
同封広告のメリット1つ目は、年代や性別などの基本データだけでなく、「美意識の高い人」「娯楽や食にお金を使う人」など、顧客の属性でセグメントをすることができます。
媒体が掲載している商品や発行目的から、「価値観」「趣味嗜好」を読み取ることができるのは同封広告ならではです。
商材のペルソナに近い顧客が多い媒体を選ぶことでムダうちすることなく広告出稿することができます。
種類も豊富にあるため、勝ち媒体を見つけることで選びがレスポンス率を大きく改善させることができます。
 
 

メリット2 帰属意識が高い顧客に届けられる

 
2つ目のメリットは、帰属意識が高い会員に届けられる点です。
同封広告はカタログや会報誌など興味を持っているものに封入されているため、目を通してもらえる確率が高まります。
有料会員に届く会報誌などは特に、媒体に対しての帰属意識が高いといえます。
 
さらに直近で購入した会員にセグメントをかけて広告を打つことも可能です。
媒体社側で効率よく売上をあげるために、より読んでもらえる層に絞って届けるケースがあるためです。
 
具体的には、
・2年以内に購入した顧客に配布されるカタログ
・1年以内に購入した顧客限定の特別号
など、特に通販カタログで行われる傾向にあります。
通販意欲が高い方だけに絞ってリーチすることが可能です。
 
 

メリット3 豊富な種類とリーチ力がある

 
新聞掲載や折込チラシは、顧客層の入れ替わりがあまりおきません。
その反面、同封広告では積極的に新規獲得を行っている媒体が多く、広告の疲弊がしづらいこともメリットです。
一度勝ちパターンを見つけることができれば、長期的に効率のあった新規獲得を行うことができます。
 
また、WEBのみで顧客獲得を行った場合、Googleのアルゴリズムの変動により突然広告効果が縮小してしまうことがあります。
同封広告の媒体の種類は、弊社が確認しているだけでも1000以上と高いリーチ数があります。
紙媒体の中でも拡大性が高く疲弊に強いため、広告出稿を軸に事業を拡大されている企業は、同封広告を展開することで安定して成長させることができます。
 
参考:単品通販で年商10億円を超えると、なぜ紙媒体への投資が必要か?企業規模別の広告展開法
 
 
 

デメリット1 商材によって出稿できない媒体がある

 
1000種類以上ある媒体ごとに異なる審査基準があり、「自社のブランドイメージを崩さない」「自社の売上を損ねない」など広告出稿する商材や表現に独自の規定をもうけています
ブランドイメージにそぐわないと判断されたり、扱っている商材とバッティングすれば出稿できません。
ブランドイメージを大事にしている企業ほど審査が厳しい傾向があります。
 
 

デメリット2 発行時期が決まっている

 
同封広告は通販カタログや会報誌に封入するため、各媒体の発行日に合わせて広告出稿をします。
毎月発行される通販カタログもあれば、季節ごとに年4回の会報誌など出稿時期がバラバラです。
毎日発行される新聞広告や折込チラシや、出稿日を指定できるDMやWEBよりも柔軟性が劣る広告媒体になります。
 
各広告ごとの出稿のタイミング

同封広告 新聞広告&折込チラシ DM WEB広告
媒体の発行日 毎日 広告主の指定日 広告主の指定日時

 
また媒体ごとに広告枠数も決まっているため、広告出稿をしたい場合、早めに広告枠を抑える動きをすることが必要だといえます。
 
 
 

同封広告の料金は?費用を抑えるお得な方法も

 
同封広告の費用は、同じチラシを使う新聞広告やポスティングよりも比較的高くなります。
これは封入作業などに人件費が多く必要になるためです。
 
 

同封広告の主な価格帯

 
出稿する媒体により異なりますが、主に1枚あたり6円~15円の間が多いです。
同じ媒体で広告出稿をしても、配布する量や出稿回数に応じて単価が変わることがあります。
その例を実際の広告実施にそった費用と合わせてご紹介します。
 
 

同封広告の初回実施の相場

 
同封広告の初回予算は、約50万円から200万円ほど。
出稿するために必要な下限の部数が他の広告媒体よりも多いため、初回の費用も高くなります。また、作ったチラシを効率よく活用するため初回から複数の媒体に出稿するケースもあります。
レスポンスが高いクリエイティブと媒体の掛け合わせパターンを見つけられれば、一気に拡大することが可能になります。
 
参考:A/Bテストの方法で、やってはいけない!初心者にありがちな、3つの間違い
 
 

費用を抑えるコツ① 広告出稿の年間契約

 
同封広告は都度実施以外に年間契約という方法があります。
年間契約は独自の割引があり、都度実施を1年間続けるより広告予算を抑えることできます。
 
 

費用を抑えるコツ② 広告代理店独自のキャンペーン

 
期間限定で媒体社から各広告代理店限定に特別価格の提示がされることもあります。
普段より安く実施できるため、狙い目といえます。
 
 
 

同封広告の出稿までの流れ、抑えるべき7つの工程

 
出稿の際は、発送リストを保有している媒体社へ依頼するケースと広告代理店に依頼するケースがあります。
媒体社によっては出稿の担当窓口を特定の代理店に一任されていることも。
媒体社ごとにスケジュールや審査が異なるため、依頼後も密な連携が必要です。
実際に同封広告を出稿するために必要な手順を解説します。
 
 

①依頼窓口の確認

 
最初に直接媒体社に依頼するか、広告代理店などに提案してもらうかを決めます。
同封広告は出稿媒体の候補が1000以上あり、他の広告媒体よりも適切な出稿先を探すことが難しい傾向にあります。
最初の出稿は代理店に依頼するケースが多いです。
 
 

②企業・商材審査と見積もりの算出 約1週間

 
媒体先には、出稿したいと思っても商材バッティングなどでできないことがあります。
そのため、最初に出稿可能かどうかの確認を行います。
出稿可能であれば、部数を定めて見積を依頼します。
尚、このタイミングで、チラシサイズの規定や斤量などの規定も確認をすることをおすすめします。
 
 

③出稿枠の確保

 
カタログや会報誌には発送にあたってそれぞれのチラシの封入可能な枠数が定められています。
枠を抑えてからのキャンセルの場合は費用がかかりますので、実施意向が固まった段階でエントリーします
 
 

④クリエイティブ作成 約1ヶ月

 
出稿先が決まったら、封入するチラシの制作にとりかかります
既にある場合でも媒体社ごとに会員向けの挨拶文言を入れるなどクリエイティブルールがあるので、事前に確認した上で修正をします。
 
挨拶文言の例

ルール 具体例
会員への呼びかけ 「〇〇会員様へ特別なご案内です」
「お問い合わせは株式会社〇〇までお願いします。」
会員限定 「〇〇会員限定の特別価格」

 
 

⑤原稿審査 約1週間

 
次に、完成したチラシを原稿審査にかけます
媒体ごとにNG表現や求められるトンマナが異なり、初稿から最終稿まで平均で3回ほど行われます。
 
 

⑥印刷とチラシの封入 2週間~3週間

 
審査が通ったら、原稿データを印刷会社へ入稿します。
媒体社への納品日に間に合うように、入稿日や納品先を印刷会社とすり合わせましょう。
 
 

⑦効果検証 約1ヶ月~2ヶ月

 
配布終了までの期間は、媒体によって異なります。1週間ほどで完了するものが多いですが、中には1ヶ月かかるものも。
また、顧客の自宅に届いた後に読まれるタイミングはバラバラです。
 
同封広告は、広告を目にするまでの時間にタイムラグがあるのが特徴です。
レスポンスは長いと発行から2ヶ月以降も続く場合があります。
そのため、効果検証の期間は媒体に合わせて1ヶ月から2ヶ月が必要です。
 
出稿する工程が複雑な同封広告ですが、勝ちパターンを見つけルことで一気に拡大することができます。
同封広告はテストを重ねて有効なクリエイティブと媒体の掛け合わせを見つけるために工程はしっかりと頭にいれておくと良いでしょう。
 
 
 

同梱広告との違いは?比較するべきポイントを解説

 
同梱広告は、通販などの商品を発送するダンボールにチラシを封入する広告。
同封広告と類似したメリット・デメリットがありますが、同梱広告ならではの特徴や、広告出稿する際の選び方を解説します。
 
 

特徴1 実施可能日が多い

 
同封広告に代表されるカタログや会報誌は「〇ヶ月ごと」「夏冬」など年間を通して発行されるとは限りません。
しかし、同梱広告は顧客が購入したタイミングで商品と一緒に発送されるので、実施日を選ばない広告といえます。
広告を打ちたいタイミングに合わせた柔軟な対応が可能です。
 
 

特徴2 封入容量が大きい

 
封入されるものはチラシだけとは限らず、化粧品の試供品などが封入できる場合もあります。
同梱広告は、封入可能な容量がかなり大きくなるため入れるものの幅を広げることができます。
 
たとえば、カタログや小冊子では同封広告よりも、厚みや重量を気にする必要がない同梱広告のほうが向いているといえます。
また化粧品のサンプルを封入すれば、実際に試してもらうことが可能です。
紙面だけでは良さを伝えられない商品・サービスでは、同梱広告を活用されるケースが多いです。
重量制限がかかりやすい媒体ではできない独自のメリットになります。
 
 

料金はどれくらい変わる?

 
同梱広告は、広告出稿する媒体や、チラシや試供品など入れるものによっても価格が大きく変わってきます。
しかし全体として同封広告よりも同梱広告の料金は高い傾向にあります。
 
紙広告ごとの平均費用の比較

紙広告の種類 同封 同梱 新聞折込 新聞掲載 フリーペーパー
1枚あたりの送料 @6円~15円 @8円~25円 @3円~6円 @1円 @1円

 
 

レスポンス率の差は?

 
紙広告の中でのレスポンス率の平均で比べてみます。
広告の内容によってレスポンス率は大きく左右しますが、同封広告と同じく高いレスポンス率を期待することができます。
 
紙広告ごとの平均レスポンスの比較

紙広告の種類 同封 同梱 新聞折込 新聞掲載 フリーペーパー
1枚あたりの
レスポンス率
0.1% 0.1% 0.03% 0.01% 0.01%

※オファー1,000円の化粧品や健康食品チラシを封入した場合
 
 

同封広告、同梱広告、選び方とは?

 
上記をまとめると、レスポンス率に大きな変化がないため単価が安い同封広告の方がCPAを抑えられる傾向にあります。
一方、チラシの表現範囲ではレスポンスを獲得できない商品・サービスもあり、商品同梱の方がレスポンス率が勝るケースも。
また、ラインナップを豊富に取り揃えている場合、カタログを封入することで購入単価が上がるため、商品同梱での費用対効果が勝ることもあります。
同封広告・同梱広告どちらの場合も、投資回収モデルや商品と広告形式の相性を考慮しながら選んでいくことが大切です。
 
 


 

同封・同梱広告は、多種多様な媒体から適切な出稿先を見つけ出す必要があり、自社で探すことが困難というお客様の声も少なくありません。
もし紙媒体の広告にご興味をお持ちいただけたなら、ぜひご相談ください。
 

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